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自動車・バイク等の設計図面製作
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古い自動車やバイクのエンジンなどで、設計図が失われ現物だけが残っている場合、現物を分解・測定して、図面をおこすことが可能です。かつて、本田技研でエンジンの設計に携わった当社スタッフが豊富な経験と知識をいかし、責任をもって、図面化いたします。すでに、HONDA COLLECTION HALLのレストアモデルでご利用いただいた実績もあります。 |
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<設計図面の一部> |
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精密測定器による3次元測定
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クレイモデルをはじめとする立体モデルの制作が進行するにつれて部分部分に手直しがでてくるのは必然と言えるでしょう。二次元のデータを立体化する意味がそこにこそあるといえます。
弊社では幅3.5m×長さ7mの箱形溝切り定盤を使用しています。3ナンバーサイズのセダンでも楽に載る広さです。設計図、モデル図などから寸法を拾ったり、対称な形を反転するとき、変更のあった箇所を反対側にも反映するときなど立体モデル、特にクレイモデルを造る時に欠かせないのが三次元測定器です。これは定盤上に直角に交差する溝にセットされたベースから垂直に立ち上がるコラム、そのコラムから水平につきだしたアームの先に測定用の針をセットしたものです。この針先を対象物に接触させて、そのポイントを計測します。
具体的にはX00.00、Y00.00、Z00.00といった立体データの並んだ数値表としたあらわします。計測の最小値は100分の1ミリです。計測の結果はIGES形式(汎用CADデータ形式)にて出力できますのでCADソフトへの取り込みも容易です。したがって、CAD上でさらに面の修正、スムージングなども行えます。さらに、そのCADデータを使ってNCマシンでマスターモデルの削り出しをおこなうことも可能です。そのうえ、そのマスターモデルを型取り、複数の複製品を制作することも可能です。
検品用治具としての三次元測定器
三次元測定器は、前後左右上下方向の原点からの距離を自由に測定できますので、できあがった製品の検品にも使用できます。定規、ノギスなどでは測定不可能な、曲面上の点の測定や肉厚の測定など、製品が図面通りにできているかチェックするのに非常に有効な手段となります。
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<箱型溝切り定盤上での測定作業> |
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